【宝塚化】「今夜、ロマンス劇場で」のあらすじネタバレと登場人物

星組の初日が始まりましたね。どのレポも読まず初見の日を楽しみにしてるのですが、
もうすでにネタバレみたい。見どころ知りたい。

そんな気持ちを抑えつつ、今日はアマプラで「今夜、ロマンス劇場で」を見てました。
私が想像してた感じとは違って、面白かったです。
これを舞台化できるのは宝塚だけに違いない!!!!!!そして小柳先生なら素晴らしい舞台にしてくださるに違いない。

物語のあらすじとネタバレ

映画の助監督をしている主人公、牧野健司は馴染みの映画館「ロマンス劇場」を月曜の夜に一人で使い、
古い映画を観るのが趣味だった。
その中でも何度も繰り返し観ている映画「お転婆姫と三獣士」の主人公美雪にいつしか恋をする。
しかし、ロマンス劇場のオーナーから明日このフィルムを蒐集家に引き渡すと告げられてしまう。

嵐の夜、最後に再びお転婆姫と三獣士を観ていると大きな雷で停電が起き、
スクリーンから飛び出した美雪と健司は出会うのだった。
スクリーンから飛び出してきた美雪は映画そのもののモノクロの姿で。

時は変わり現代。年老いた牧野健司は入院生活を送っていた。
たびたび孫が見舞いに来るものの、転んだところを助けようともしない孫で、
財産目当てではないか?と看護師に囁かれている。
看護師の一人、天音(あまね)(二番手か三番手娘役候補?)が病室を訪れると原稿を書いている健司の姿が。
サボるのを手伝ってくれるついでにその原稿の話を聞かせてほしい、
看護師の頼みで牧野は原稿に書かれた物語を語り出す。

撮影所で大俳優(あとで見せ場があって美味しい、おそらく二番手枠)を容赦なく殴りつけたり、
お転婆姫の名に違わぬ暴君ぷりを見せる美雪、下僕と呼ばれながら一緒に居る健司。
映画の脚本を提出するチャンスを得た健司はシナリオハンティングをしてほしい、と美雪に持ちかける。

・・・この先オチまでネタバレ有!!・・・


色を薄くしてあるので読みたい方以外はその部分飛ばしてください。

美雪が健司に触れられるのを執拗に拒むのには理由があった。

それはこの世界の人の温もりに触れると消えてしまうというルール。
映画のスクリーン越しにいつも健司を見ていた美雪は、健司に会うために世界を超えてやってきた。
自分が映画の中の作られた存在だということを知っている美雪は健司に告げる
「見つけてくれて、ありがとう」

社長令嬢(二番手か三番手娘役候補)に密かに思いを寄せられている健司の身を案じ、美雪は身を引くことを決意する。
元の世界に変える方法は無いか、同じく映画の世界から飛び出してきたのだと勘違いしている大俳優に問いかける。
その後、美幸は姿を消してしまう。

大俳優は健司に告げる「男は簡単に下を向くんじゃない。男はいつだって顔をあげて未来をみろ。」

美雪を見つけられない健司。脚本の企画は通ったものの、オチを未だ決めきれない。
そんなときロマンス劇場のオーナーにダメもとで美雪の話をしようとし、ためらっていると
「お前が探してる女、ここにいるよ」
とオーナーが口を開く。オーナー自身も過去に美雪同様映画の中の役に恋をし、世界を超えて出会っていたのだった。
(オーナーも過去の話をちょっと絡めるなら若手がやる可能性もあり?)

ようやく再会した健司と美雪。美雪は「最後の願いを聞いてほしい」と健司に伝える。
それは抱きしめてほしいという願いだった。自分が消えてしまうのを知りながらも。

話は現代に戻る。その後の話はどうなったのかとせがむ看護師に年老いた牧野は告げる
「この話は映画にはならなかったんだ、そのため、続きは書いていない。」

幸せな結末だといいなという看護師天音に

物語の最後を生きている間に書き切ることを決める健司。
その時入れ替わりで看護師たちから孫、と思い込まれていた美雪が訪れる。

あの日美雪を抱きしめなかった健司は、触れられなくても白黒でも、一緒にいたいと美雪に告げ今日まで一緒に生きてきた。
ついに健司の命の最期が訪れる。「最後のわがまま」として触れたい。と告げた美雪。
美雪はようやく健司にふれ、その体温の暖かさに涙する。そして消えていく美雪、一緒に健司も息を引き取ったのだった。

息を引き取った健司の病室を訪れる看護師の天音は書き上がった原稿を眺める。

物語の最後、健司が美雪の世界を訪れ一輪のバラをプレゼントする、すると世界に色がつきはじめ、
ゆかりのある人々に見守られながら二人はキスをする、拍手喝采のまま、幕

ということですね!!!!!!!!!!

美味しい役となんとなく配役予想

男役で美味しい役は
映画俳優の俊藤(しゅんどう)でしょうね。風間柚乃さんか暁千星さんになるんじゃないかと思います。
ダイナマイトで爆破されたり、ぶん殴られたり、頭からペンキを被ったりしますが、
全てを広い心で許すわりと寛容な映画スターです。
銀ちゃんの恋の倉岡銀四郎みたいに子分がいっぱいいますし脚本を突然ミュージカルにしろという無茶振りもしますが、
後半に「男なら簡単に下を向くな」という格好良いシーンがあって、小柳先生なら絶対この場面に入れるはず!!!

次点で健司のライバル山中伸太郎ですかね。
映画内での出番はそれほど多くないのですが、宝塚版では増えるんじゃないかと思います。
ここも暁千星さんか風間柚乃さんのどちらかなのではないかなと。

ポスター発表から映画俳優の俊藤(しゅんどう)は
どう考えても鳳月杏さんであることがわかりました!!!
最高of最高じゃないですか、死ぬほど見たい絶対最高のやつ!!!!!!!

通いたいすでに(気が早い)

どうなるか気になる役

三獣士でしょうね。
たぬきの狸吉(たぬきち)と虎の虎右衛門(とらえもん)と鳩の鳩三郎(はとさぶろう)
美雪の映画のお供たちですね。なんと映画内では竹中直人さんや酒井敏也さん、池田鉄洋さんが演じられていて存在感抜群。
宝塚でやるならドンブラコにかけて桃太郎的な話になるかもなと思いつつ。
ここの部分どうするのか楽しみです。映像で済ませるのかな?

娘役で美味しいのは看護師の天音と社長令嬢の成瀬塔子です。
雪から異動してくる彩みちるさんがどの役をやるのか…このどちらかになるんじゃないかと思います。

でも天音があんまり出ると石田先生っぽい作風になるのかなと思うので、
社長令嬢の成瀬塔子との恋愛の駆け引きがもっと強調され二番手娘役ポジになるんじゃないかと思います。
映画で存在感あるのは天音の方かなと私は思ったんですが。どちらにしろ美味しい役どころですね。

月城かなとさんと海乃美月さんで見たら絶対最高のやつじゃない?

なにせめちゃくちゃ美雪の気が強いんですよね。
ダルレークのときとはガラリと雰囲気が変わると思うのと、
あと映画から飛び出したばかりの美雪がモノクロである表現ってどうするんだろうと思います。楽しみ。
まさかグレーに塗るとは思えないし。

あと物語の一番根幹である美雪の秘密による制約が、
トップお披露目公演であることと絡んでどう評価されるんだろうなと思います。

でも私はそのもどかしいアンド初々しいれこうみが!!!楽しみ!!!!!!
そして「私を見つけてくれてありがとう」で早く号泣したい。

なかなかトップになってからヘタレっぽい役って難しいと思うので、貴重な演目になるのではないでしょうかーー!!
アマプラで配信されてますので、おすすめです。( ・∇・)

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