宝塚星組【柳生忍法帖】あらすじとポイント

もうすぐ星組公演の幕が上がりますね!
柳生忍法帖についてまだ予習できていなかったのですごい大雑把なあらすじと、
それぞれの役で象徴的になりそうなところをまとめてみました。

自分のメモ的にまとめてありますが、原作が読めてないけど内容をすぐ知りたい!
もう今幕上がる5分前なんですけど!!?!?!?!?
的な方の参考になれば幸いです。

柳生忍法帖のあらすじ

クッソ〜〜〜!!夫とか一族とかめちゃくちゃにしやがって絶対に復讐してやるわよ!!!
となった女7人が柳生十兵衛の指南の元、悪逆非道、残虐集団の七本槍を打倒する話です。
なので前半は沢庵和尚の天寿さんと礼さんと女たちと七本槍メイン、

後半はその親玉のもっとヤバい人と柳生十兵衛の戦いに話がシフトします。
そのヤバい人こそが愛月ひかるさん、そしてその娘が舞空瞳さん。
どちらも完全に敵役です。

宝塚ではエロい部分とグロい部分がなくなると思うので
勧善懲悪の爽やか冒険活劇みたいになるんではないかと思います。エンタメ性が高そう。

抑えておくべきキャラと覚えやすくなる特徴

大野先生らしいたくさんの役がある演目で、組ファンとしては嬉しい面がたくさんなのですが、
その分それぞれの役について深く知っている方が楽しめるだろうなという印象。
簡単ですがメインどころの登場人物の特徴をまとめてみました。

主人公の柳生十兵衛(礼真琴さん)

白妙なつさんの千姫から依頼され、
復讐を誓った堀一族の女たちの剣術やその他指南役に。

普通に考えて尼僧を33人惨殺するような集団に女たちで立ち向かうのは無謀なのですが、
柳生十兵衛は豪快なので「おもしろい」とか言いながら引き受けます。
その上自分は助太刀のみという縛りつき。
めちゃくちゃ格好良いのにほとんどの女に惚れられてタジタジしたりするところも魅力。

復讐を誓う堀一族の女たち

7名おられますが星組ファンでなかったら役と演じてる人と特徴がめちゃくちゃになりそうですね。

色々調べた結果を総合してそれぞれ特徴を羅列すると

・お圭(音波 みのりさん)・・・しっかりしてる感じの人

・お品(紫月 音寧さん)・・・セクシーな人、漫画版では泣き黒子がある。

・お沙和(夢妃 杏瑠さん)・・・優しげな雰囲気の人、仕立物が得意。

・さくら(紫 りらさん)・・・ボーイッシュで勇敢な人

・お鳥(音咲 いつきさん)・・・お笑い担当的なポジション

・お笛(澪乃 桜季さん)・・・ちょっと抜けてる人、ゆえに怖いもの知らず

・お千絵(子桜 ほのかさん)・・正統派な美人、この7人のリーダー的ポジション

という感じですね。なんかこう見れば覚えやすいかもしれない、多種多様な7人です。

復讐される七本槍たち

こっちもキャラめちゃくちゃ濃いんですけど1時間半で足りるんですか!?!?!
とりあえずそれぞれの特徴と名前をまとめると

具足丈之進(ぐそく じょうのしん)/漣 レイラさん
大型犬3匹を武器に戦う人。
でも強いのは犬なので小心者であり、他の人にナメられている節がある。


鷲ノ巣廉助(わしのす れんすけ)/綺城 ひか理さん
めちゃくちゃ体術が強いし肉体が鋼。(でも刀では斬られる)
寺の分厚い門を素手で打ち抜いたりする。単純な性格。


大道寺鉄斎(だいどうじ てっさい)/碧海 さりおさん
鎖鎌が武器。人攫い的なことをして女性を売ったりする役回りが多かったので
堀さんにめちゃくちゃ怒られていた。


司馬一眼房(しば いちがんぼう)/ひろ香 祐さん
ものすごい長い鞭を使う人。名前の通り隻眼。この七人の間では頭脳派タイプ。


香炉銀四郎(こうろ ぎんしろう)/極美 慎さん
イケメンだが顔に傷がある。女の人の毛で作った網で戦う人。過激な性格。


平賀孫兵衛(ひらが まごべえ)/天華 えまさん
槍の使い手。槍は1丈8尺(5メートル弱)の長さに及ぶ。
何人か貫いた槍をそのまま振り回したりする怪力の人。


漆戸虹七郎(うるしど こうしちろう)/瀬央 ゆりあさん
十兵衛と実力が互角であるとされる隻腕剣客。
血の臭いが嫌いなため剣をふるう前に花枝をくわえる儀式を行い、酩酊状態で戦う人。

要は漣さんが犬使いで綺城さんが鋼の肉体で碧海さんが鎌持ってて
ひろ香さんが鞭を振り回し、極美さんが網・・・いや網って舞台でどうするのかな。
で、天華さんが槍使いで、瀬央さんが刀振り回す人ということですね。

役の名前は覚えきれなくともジェンヌさんがわかれば話が追えそうです。
とにかく登場人物が多いので、特徴を簡単につかんで観ないと混乱しそう(私が!!!)

ラスボスの芦名 銅伯 (愛月ひかるさん)

七本槍のボスの芦名銅伯は108歳の魔人的な存在です。
会津藩の加藤明成に取り入ってヌルっと現れた存在。

なんとなくラスプーチンを思い出しますね。
操る魔術が果たして舞台でどうなるのか、そして108歳の不死身をどうやって倒すのか。
原作や漫画のオチは大体みましたが、宝塚版のオチは今から気になりますね。

ラスボスの娘のゆら(舞空瞳さん)

加藤明成(輝咲 玲央)さんの側室であり、芦名銅伯にしたがって明成の数々の悪行を助ける悪女。
ただ自分の意思をはっきりもった人なので加藤明成亡き後は
柳生十兵衛にゾッコンになるというような感じかな。
多分ラストは原作と同じ感じになると思うんですが、キャラクター性がどうなるのか楽しみです。

悪役がどこまでも悪役の物語なので、見ていて爽快な場面が多そうですね。
そして悪役のアクの強さも半端ないので、一体それぞれの武器をどう表現するのか・・・

特に犬と網はどうなるんでしょうか!?銅伯の魔術より具体的な分こっちの方が難しそう。
鎖鎌は無限無双でも出てましたね〜。

漣さんのでっかい犬は前田慶次のOPの松風的な感じで映像での表現になるのかな。
大野先生の公演に関するインタビューでも書かれていましたが、
枝葉を切り落とした幹の話になるということで、大野先生なりの解釈の柳生十兵衛の物語になるんだろうな〜。

私が観るのは月末近くなのですが、楽しみです!( ̄▽ ̄)

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