宝塚駅に降り立ったときのあの高揚感!街全体からあふれる雰囲気!
初めて宝塚歌劇を観てワクワクしたのが昨日のように思い出されて、
初観劇という言葉を考えるだけでも幸せな気持ちに!
同時にえっ観劇マナーってどうなってるんだろう?と不安になったのも思い出します。
1914年の創立から100年以上続く伝統的な歌劇。
100周年を迎えたころから人気がより高まり、
昔に比べ、チケットは激戦になりました。
そんなレアな機会、せっかくなら目一杯楽しみたいですよね。
・敷居が高いんじゃないかな?
・何かルールはあるのかな?
などなど、誰でも最初は不安とドキドキと期待を胸に観劇します。
ここでは、私が「最初に観劇する時に知っておきたかった!」な情報や
宝塚歌劇ならではの「独特な拍手のタイミング」などをシリーズでご紹介!
この記事を読めば初観劇のドキドキや不安をバッチリ解消。
初めてでよくわからないなぁという方や、
久しぶりの観劇の方、
今更こんなこと聞けないわという方も!
宝塚愛に溢れちらかった人間の提供するこの記事を読んで、
観劇をめいっぱい楽しいものにしてもらえたらそれより嬉しいことはありません!!
今回は宝塚観劇マナー編をお届けします!
【宝塚観劇マナー】やって良い事、ダメな事5選
・劇場での飲食について
コロナ禍前までは客席の飲食がOKでしたが、
2021年6月現在、客席、劇場内での飲食がNGになっています。
久しぶりに観劇するという方は特に要注意!
飲食は客席のみならずロビーのソファーなどでもNGです。
完全に劇場改札口を出た外で飲食しましょう。
コロナが収束すればまたきっと劇場内飲食OKになるのだろうと思います。
また、開演前に劇場内の和食屋さんや、洋食屋さんで悟飯の予約を行うこともできます。
※緊急事態宣言下では閉まっているのでご注意を。
悟飯の予約って書いたらドラゴンボールみたいになってますけど、ご飯です。
個人的に宝塚大劇場の方に行くことが多いのですが、くすのきやフルールなど予約しておくと
幕間にお食事もできてとても素敵な時間を過ごせます。
宝塚大劇場にあるお店はそれぞれ公演ごとにスペシャルメニューを用意しています。
毎公演それを楽しみにご飯を食べている人も(完全に私です)。
早くコロナが収まることを願ってやみません。
・前のめりにならない、肘置きで隣人と戦争しない。
このあたりは映画館や他の演劇でも同様ですね。
目の前の舞台が魅力的でつい前のめりになりそうな気持ちはとてもわかるのですが、
それをするとびっくりするくらい後ろの座席の視界が妨げられてしまいます。
宝塚歌劇では舞台が始まる前に、
劇場のお姉さん達が注意喚起してくださいますのでそれも是非聞いてみてください。
観てる間に結局頭もアツアツになり背中が座席から離陸しそうになりますが、
背中が座席に縫い付けられてる人という役作りをして座ると良いと思います。
また、左右の座席の間隔はそれほど広くありません、
肘掛はありますが肘掛は隣人との共有財産。
領土侵害で戦争が起きるのは国単位も人単位も同じことです。
肘掛に肘ではなく気を掛けることでグローバルな視点さえ持つことができます。
どこかの神も隣人を愛せと言っていましたがそのとおり。
面倒臭いことになりそうだなと思ったら、
肘掛に使われている木が貴重な有形文化財なんだと思って触らないよう過ごしましょう。
・アップの髪型や帽子も観劇にあまり相応しくありません。
これも結局後ろのお客さんに迷惑がかかってしまいますよね。
それほど気合を入れて観劇に来たい!と楽しみにする気持ちもとてもよくわかるのですが、
その後ろのお客さんも同じくらいその日を楽しみにしているかも。
せっかくの観劇だったのに前の人の後頭部しか見えなかった・・・。髪の毛でお顔が見えなかった・・・。
となっては残念ですよね。後ろの人のこともきちんと考えて、当日の装いは素敵に決めましょう♪
帽子の場合、観劇中は脱ぐようにしましょう。
・お着物で来る場合かなり深く座る必要があります。
お着物で素敵に観劇されている方も多くいらっしゃいます。
お着物の場合はどうしても後ろで結んだ帯の分前に乗り出して観劇することになってしまいます。
そうなると普通に座っているだけでも後ろの方の視界の妨げになってしまいますよね。
お着物を着て観劇するプロの方はなんとその前のめりを一切感じさせない完璧な高さで座られます。
これには思わず感心してしまいますよね。
私は姿勢が悪いのでお着物を着ると猫背に拍車がかかり後ろの人が大変なことになると思います。
・公演中のお喋り・写真や動画の撮影はNG
宝塚歌劇以外でももちろんそうですが、電子機器の電源は公演開始前にオフにしましょう。オフのやり方がわからない!そんな時は破壊すると◎
また、目の前で舞台をやってるのに喋るというのはもちろんNGです。
お家では自由ですが劇場ではお口チャック。
流石にコロナ禍になってからは特に開演中のお喋り声は無いと思いますが、ここで一句
「コロナでも、そうでなくとも、口閉じて♪」
ビニール袋のガサガサ音もNGです。
袋の有料化に伴い以前より減ったようには思いますが、
かなり音が目立つので開演前に鞄に入れて触らないのが吉。
あとは飴ちゃんの袋を開ける音も相当目立ちます。
食べないと死んでしまうのよ、という場合は
小分けのジップロックにあらかじめ入れておくとかなり音が減って◎です。是非お試し下さい!
せっかくの宝塚観劇、公演中はビニール袋の呪いではなく、
是非宝塚歌劇団のフェアリーにおまじないをかけてもらいたいものですね。
呪いもお呪いも漢字一緒なの怖いですよね、全然関係ないけど。
・観劇に来ているジェンヌさんは撮影していいの?
宝塚を観劇していると、しばしば非出演者のジェンヌさんの観劇と被ることがあります。
そんな時はラッキーなんて、ついつい嬉しくなってしまいますよね。
宝塚では入り待ちや出待ちの写真を撮るのはOKですが、
お客さんとして観劇にこられているジェンヌさんを勝手に撮るのはNGです。
また、入り待ち出待ちで撮影した画像なんかを勝手にネット上で配布するのもNG。
なぜなら一度ネット上に流れてしまった写真はもう消すことができず、
撮影者の手を離れ、想像できない使われ方をすることがあるためです。
そういった一度インターネットに流れてしまい消せなくなることを「ネットタトゥー」と言います。
これはお写真以外での文章なんかも同じこと。
良かれと思ってやったとしても、相手を思わぬところで傷つけてしまうかもしれません。
素敵なお写真が撮れたらそっと心のアルバムにしまっておきましょう。
自分がされたら嫌だな〜と思うことは当然人にもしてはいけませんよね。
・公演開始前の緞帳は基本的に撮影OK
宝塚観劇の記念にと撮影して帰る方がほとんどです。
もちろん公演によってはNGなものもあります。
その場合は始まる前に劇場スタッフの方が言ってくださいます。
しっかり確認が取りたい場合はスタッフの方に聞くのが一番ですね♪
なお宝塚大劇場、東京宝塚劇場公演の場合は基本的にOKです。
梅田芸術劇場、シアタードラマシティ公演の場合、公演により変わります。
・劇場外のフォトスポットも撮影OK
ここ数年で突然現れたこの大きい板ですね。撮影し放題です。
グッズとして出されたアクリルカードなども活用しながら
記念撮影にチャレンジしてみると面白いかもしれません。
このフォトスポットには通常公演中の演目のポスターと、次回公演の演目のポスターが掲載されます。
トップさん同士が同期や元々同じ組だったりと、並んでいるだけで嬉しくなることもありますね。
大迫力のポスターが大きいサイズで見られるのも魅力。
大きいスターさんにうっとり・・・といった感じで写真を撮っている方もよく見ますよ!
良いと思います!様々なシチュエーションで素敵な写真をたくさん撮りましょう!!
この記事を読んだ方におすすめ→観劇での拍手のタイミング、ルールについて
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