宙組「カルト・ワイン」と史上最大の詐欺事件

メインビジュアルの桜木さん、野心に満ちた男って感じで楽しみです。
ダーティーでシニカルな感じになるんでしょうか。
素手で葡萄絞っちゃってるもんね、野心満ちてないわけない。

栗田先生の演出で衝撃だったのは夢千鳥の赤い羽だったので、
ああいった視覚的な情報が強い演出がまた見られることを祈って!

で、カルト・ワインの元になったのは
この人じゃないかな?という事件があったんですね。
内容が結構面白かったのと公演に関係しそうなので
予習兼ねて自分用にまとめてみました。

カルト・ワインとは

ワインを分類する言葉ですが、
単語自体は1990年ごろのカリフォルニアで生まれたそうで
人によって定義が異なる言葉なのだとか。

高品質で高級なワインというわけではなく、生産数が非常に限られており
特別な人間しか手にすることのできない希少性の高いワインのことって感じみたいですね。

ワインの価値を決める評論家たち

ワインの評価を決めているのはワイン愛好家に支持されている評論家。
多くの愛好家に支持された評論家が高い得点を付けたワインは人気が上昇。
比例して希少価値も価格も上がっていくというわけですね。

その名高い評論家好みのワインを生産していたのが
「ナパヴァレー」というカリフォルニアのワイン生産地だったため、
カルトワインは基本的にカリフォルニアのナパヴァレー産のものを指すことが多いようです。

なるほどね〜って。

史上最大の事件を起こしたワイン詐欺師

人気がある評論家が評価したワインの価値は一気に上がる。
それを利用し偽のワインコレクターとして名を上げた詐欺師ルディーの起こした事件について見ていきましょう。

天才的な舌を持っていたとされるルディーはまずワインを大量に買い集め
2000年代初期にオークション、試飲会などに顔を出し、瞬く間に人気を手にしました。
一度飲んだワインの味を忘れず、誰より的確にワインの味を表現したからだそうです。
またロマネコンティの試飲会を開くことが多くDr.コンティとも呼ばれていたとか。
異名まで付くってすごいですね。

財を為すために安物と本物の高級ワインを混ぜ偽造ワイン込みのオークションをたびたび開き、
最終的には本物のワインの制作年と偽造ワインの制作年の矛盾から事件が発覚。

市場に流れてしまったワインは1万2000本と言われ、
その全てを回収することは出来ず、今も市場に流れ続けており素人には見分けが困難だとか。

また、入国関連の書類にも不備があったそうで。

ルディー事件とカルト・ワイン

今回の宙組公演カルト・ワインの元になるのはこの事件だろうなと思います。
バ〜ッとググって書いただけなんで何か違うところもあるかもしれません。
気になる方は色々調べてみると面白いですよ!!!この事件を元にした映画もあるようです。
見ようかなと思ったらネトフリ限定で今見られませんでした。

華やかなワインの社交界と成り上がりたい野望のある男ってその時点で楽しみ!
今の桜木さんなら絶対ビシッと演じきれますよね。観たいな〜。

梅芸ネット会員のチケットの入力を毎回忘れて会費だけ無駄に払ってるんですが、
今回は4月15日からが申し込み!!!4月15日!!!

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