こんにちは超お久しぶりです!私生活がバタバタしていてなかなか舞台の感想を書く時間がありませんでした。
また記事をあげて行けたらな〜と思うのでお付き合いください( ̄▽ ̄)
ということでとりあえず見たことない形態で飛び上がり、
客席の想像をはるかに超えた、えげつない対空時間を以て襲いかかる星組公演RRRの勇猛果敢な暁さんの話をしてきたいと思います!
RRR × TAKA”R”AZUKA ~√Rama~のあらすじ
舞台は1920年の英国植民地時代のインド。自身もインド人でありながら英国警官となった男、ラーマ(暁千星さん)は昇進のため、ある男を捕まえる任務に就く。
一方自身の部族の少女マッリを総督の屋敷に連れ去られてしまった男、ビーム(瑠風輝さん)はマッリ奪還のため名前を変えてデリーに潜伏していた。
ある時、火事から取り残された少年を助けるため二人は運命的な邂逅を果たし意気投合する。
お互いの身分や目的を知らぬまま友情を深め、やがてお互いの目的を知ったとき、ラーマが掴み取るのは使命か、友情か。ナートゥをご存知か?
よりパワーアップして帰ってきた暁千星さんのA・ラーマ・ラージュ
映画が3時間で舞台も3時間、前回はビームを主人公とした物語でした。
今回は映画と同じくラーマにフォーカスした物語のため映画のシーンが盛りだくさんです。
VFX表現を舞台で再現するダイナミックさ
映画冒頭のラーマVSインド民衆のシーン、まさかあんな方法で再現するとは。
ラーマの物理的に不可能な対空時間に圧倒されている間に後に太陽を背負うし、
なんか口からシャーッ!!!!って出る蛇のものすごいデカいセットは出てくるし、
扇に付いた布をバァーッ!!とやって火が燃え盛ってるし暁さんは物理的に飛んでるしで情報量が多すぎて素晴らしかったです。一瞬で心を鷲掴みにされました。_:(´ཀ`」 ∠):
私は映画のラーマの冒頭の戦闘シーンが一番好きなので再現されていて嬉しかったです!( ̄▽ ̄)
あとラーマの歩き方と音楽もたまらないですよね、あまりにも強く融通が効かない、物静かなのに圧倒的な感じがする、迫力満点な初期の警官姿のラーマ。
その後ラーマが雄叫びをあげた後再び太陽を背負い、炎は燃え盛り、豪華なお衣装を着た詩ちづるさんが空中に浮かんでたと思います。いや本当ですって。
ラーマといえばのセリフ
「生死は問いますか」「ナートゥをご存知か?」
これを聞きにきました…!!となるセリフが楽しいですし、また暁さんのラーマに会えて嬉しい。
映画同様に幼少期のエピソードが今回の舞台では追加されており映画でもかなり印象的な「ロード・エイム・シュート」の場面もしっかり追加されていました。
やはりこれがあるからこそスコット総督を撃つシーンの迫力が増しますよね。
ラーマの父親役の大希颯さんは声といい、立ち居振る舞いといい父親としての説得力や威厳を感じさせるお芝居で素敵でした。
ナートゥの開始シーンはやはり何度観てもテンションが上がりますね。客席のボルテージも凄まじく、このシーンは特に手拍子の熱量が高かったです。
苦悩する場面も、弱る場面もすべて味わえすぎる男ラーマ
急に登場し1時間で人が死ぬ毒を放つものすごい毒蛇に噛まれたり、ビームを逮捕した後の鞭打ちシーンでの苦悩や葛藤などなど、
強い部分だけじゃなく弱い部分も堪能させていただけるラーマってあらためて美味しい役すぎませんか?本当にありがとうございます。
どうもそのへんに居るみたいだし、そのヤバい毒蛇をスコット邸にいっぱい放てば皆さんを全員倒せるんじゃないですか?というマッリ奪還もクソもない無粋な提案を心に秘めつつ、舞台上の毒で弱るラーマに一抹の興奮を覚えてしまい、嬉しいやら罪悪感やらで客席の情緒も不安的になりました。
ビームが自分の身分を打ち明けた後に是が非でも捕まえようともがくラーマに対して(兄貴が心配してくれてるんだ!)と勘違いするビームが本当にたまらないです。
その後の鞭打ちシーンでのラーマの苦悩の表情もオペラグラスで異様にガン見してしまい、人はなぜ強い人の弱い姿にこんなにも胸を打たれるのだろうか…とか思う瞬間は全くなく、
ただひたすら(ありがとうございます!!)と思ってしまいました。私は終わりかもしれません。
最強フォーメーションの影でテンションが上がった後、矢からありえない音がする
まさか肩車をこんな方法で再現できるとは…あのシルエットが浮かび上がった時、客席全員が内心「うおおおおおお」と雄叫びをあげたことでしょう。全長2mを優に超えたトップスターが
1週間に一回しかご飯を食べられなかったにも関わらず友情パワーと圧倒的インナーマッスルで勇猛果敢に矢を放ちまくるわけですから胸熱と言わざるを得ません。
その直前にビームがありえない腕力で脱獄を物理的に解決したことなんて忘れてしまいそうなほど衝撃的です。
何もかもを大団円で納得させられる圧倒的な画面の情報量
その服と弓矢は一体どこから持ってきたんですかとか、髪の毛が急にサラツヤになるのとか、
ラーマが放つ矢から常時ありえない音がするとかもうそんなことはどうでもいいんです。
森に潜むビームとラーマが圧倒的な戦闘力を以て、狩られる側ではなく狩る側として大活躍するシーンが見たいからもうこれが正解です、谷先生本当にありがとうございます。
なんか警察に潜入して一生懸命やってたけど結局のところ武器も普通に略奪で故郷に持って帰るし、
そこには武器を持たない革命があった…!とかいうくだりは何だったんだと思わないでもないですが、
いいんですよ。そんなね、実際綺麗事言ってる場合じゃないし、もう武器が地元に渡って約束を果たせたらいいんです。
ラーマとシータが幸せにキスをして踊って終了するところが観たい、それでいい。
スタイル抜群の瑠風輝さんのコムラム・ビーム
どれだけ髭が生えていようとスタイリッシュですよね、シュッとしている。けど純真で人情味溢れる感じがちゃんとある、暖かくて強い男を素敵に演じられていました。
恋する天動説では面倒見の良い他人を放っておけない男がめちゃくちゃサマになっていたので、今回どうなのかなと思ったんですが、ラーマに縋る時の目のピュアさが尋常じゃなく、スタイル抜群なのに子犬みたいですごかったです。ラーマもこんな男にアニキアニキ言われたらそりゃ可愛いでしょうね…!と思いました。素手で虎と戦えるくらい強いのに。
ラーマとの出会いのシーンはもう何が起きてるか映画を観てないとわからない
批判してるんじゃなくて画面の情報量が大騒ぎどころの話じゃないので、明滅するLEDと後ろから出てくるどでかい蛇と回転する舞台とラーマとビームの化身的な人たちと、
火の人たちと水の人たちと逃げられない男の子でもう相当な騒ぎなので何が一体どのように火を消したのか私には全然わかりません。
誰も水とか掛けてるわけではなかったと思います多分。もしかしたらかけてたかもしれない、わからない。
でもなんか少年は助かるし、ラーマとビームがガッと固く手を結んで後ろの画面にRRRのロゴがバーン!!!と出たら拍手しますよね私たちは。初日の出の時のご来光みたいな感じのめでたさが私たちを襲いますよね。※しょにちの出、じゃなくて「はつひので」の話をしています。
それでブシャーッ!!!と煙を吐いた蛇がジワジワ合体してウロボロスになった後、組長が蛇の中頃まで登って二人の運命を朗々と歌い上げたりするのでもうなんていうか全然、大丈夫でしたね。
いやいや本当にそうだったんですよ。幻覚じゃなくてですね。
報連相がしっかりしてる詩ちづるさんのシータ
シータは本当に必要な情報を必要なだけ必要な人に伝えるのがうますぎる。他の演目の皆さんも見習って欲しいぐらいです。そこのヴェローナの方、聞いてますか!?一個もひっかかるところがない。
ビームによるラーマへの誤解もシータのおかげでスッと溶けるし、村の人のラーマへの不信感もスッと解消するし、機転も効くし一途で可憐なのに意思も強くて行動力もある。彼女ほど調整力に長けたヒロインもあんまり居ないのでは。d( ̄  ̄)
いかんせんヒロインとして問題がなくスッとしすぎているのでどうしてもシータのシーンが多くないのですが、太陽の女神みたいな感じでよく宙に浮いたりしていたので存在感はあったように思います。
赤を基調とした豪華なお衣装が本当に美しくお似合いでした。お顔が小さくて首が長いとお人形さんみたいですね。
宝塚的には詩さんの出番が少ないように感じてしまいましたが、
RRR自体がビームとラーマの友情の物語が中心なので舞台としてはこのバランスがベストかな…と思います。
フィナーレも大騒ぎで大満足
舞台本編の延長のようにラーマとシータのダンスで始まるフィナーレ、こちらも本編に負けず劣らず大盛りでしたね!客席降りもあって会場全体がとても暖かい雰囲気でした。
本編終盤の情報量の多さにフィナーレが負けるんじゃないかと思いましたが、火は燃え盛り、七色に光る虎の顔面が出てきたので安心しました。
また、ロケットを率いるのが瑠風さんで曲がナートゥなのもめちゃくちゃ良かったです。衣装のカラーリングが超インド国旗でした。
そして極め付けが七色に光る見たことない大羽根。まさかトップスターの羽がLED搭載で七色に光るなんてそんな…!!いいんですか?!!?
個人的にはBADDYのサングラス大階段くらい衝撃的でした。100年以上続いているのにまだまだ新しい見たことのないトップスターの姿を山ほど見せていただけて最高です。
ということでRRRの感想でした。ナートゥはご存知でしたが、宝塚では存じ上げない衝撃的な場面をたくさん見られて心から嬉しかったですし、もうすでに当たり前のように鉄格子を曲げる瑠風さんやありえない音を出す暁さんの弓捌きを観たいです。
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