ポーの一族のポスターご覧になりましたか!?!?!?!美ッ!!!!
美ッ!!!!!!
そして瀬央さんの髭ッ!集え!髭の元に!!
世界中から愛された男サルバドール・ダリの「愛」に尽きる、素晴らしい舞台でした!
コミカルでいつも不安定でガラが大好きな世紀の大天才ダリのことを観終わる頃には全員が愛してしまう。
そしてそれは真ん中に立つ瀬央さんに対し、私たちが抱く親しみやすさにもどこか通じている。
あんっなに美しくて、あんっなに格好良いのに何故かコミカルで気さく、しかし真面目で真摯で愛される天才。
そしてガラも輝月さん以外ありえないというくらい素敵で本当に素晴らしかったです。
ダリのコロコロ変わる表情も、時にキラキラした瞳も本当〜に愛おしかった…_:(´ཀ`」 ∠):
Day Dream Daliのあらすじ
世紀の天才芸術家、サルバドール・ダリ(瀬央ゆりあさん)の人生は終わろうとしていた。
そんな中、医者に言い渡した面会謝絶を破ってかつての愛人アマンダ・リア(黒沢ありささん)が訪ねてくる。言い争いになって彼女が帰った後、ダリは一人キャンバスに向き合おうとする。
ダリが深く愛していた妻のガラ(輝月ゆうまさん)を失ってからすっかり元気を失ったこと、
筆を持とうにももう一度絵を描けないこと、思い出せない過去の事。
さまざまな思索に耽る中、突然ナルシス(華世京さん)を名乗る奇抜な格好をした美しい青年が目の前に現れた。
ダリランドが大変なのだ、と。クイーン・ガラがダリ・ランドを支配している!
救えるのはキング・ダリしか居ない!あなたは誰だ!?あなたはダリだ!!
自分もいよいよ死を前にして幻想を見始めたのだ!と思ったダリはこの際ナルシスの口車に乗ってガラに会いに行こうと決意する。
この大きな卵に乗って、ガラを説得して、もう一度話をしよう!
天才の記憶をめぐる大浪漫が今はじまる
あまりに愛おしい大天才、瀬央ゆりあさんのサルバドール・ダリ
ナルシスが現れてから順応する速度が早すぎる、さすが天才。細かいことは関係ない、今目の前で起きていることを飲み込む速度が半端ない。
まずあのモフモフのコートのルックス、星を宿したキラキラの瞳、そして似合いすぎてもはや可愛い髭!たまらないですよね、最高じゃないですか_:(´ཀ`」 ∠):
水仙を頼りに記憶を釣り上げるダリ。
すみません、お父さんもしかしてイカれてますか?というエピソード目白押しでびっくりでした。
そんな中ガラという運命の相手に出会ってしまうダリ。ガラもダリもおかしい。おかしくて愛おしい。
お互い愛人を作ったりしているのにダリの背筋を伸ばさせて、大天才に仕上げるのはいつでもガラなのが本当〜にもう最高でした。
ダリが世界をシュルレアリスムを以て愛したから、ダリ・ランドの数字たちはキング・ダリを心から愛している。そういう風に感じました。
ダリの描く絵画は写実的なリアルさと、一つのものを複数のものに見立てさせる技法が入り組んだ独特のタッチをしていますが、
まず写実的なリアルさを極めている時点で絵に対して本気でひたむきで真摯なのだろうな、ということを感じさせます。
観劇後、谷先生がダリを瀬央さんに重ねたことに心から納得する舞台でした。
ダリの妻はあなたしかいないと思える輝月ゆうまさんのガラ
最高で最強でサイコでキュート。人としてキュートですよね。圧倒的な存在感と美しさ。
見た目はこの舞台の中で一番強そうなのに場面によってその後ろ姿が頼りなく見えるんですよ!?
輝月ゆうまさんって表現者としてやっぱり素晴らしいんだなって改めて感じました。
だってドラキュラ伯爵でしたよこの間!?そしてそのお芝居も素晴らしかったですし。
アーサー王伝説の時輝月さんが着ていた鎧っぽい衣装が手下の方のお衣装に使われていた気がしますがどうでしょうか。
ダリ・ランドで時間を止めるのはダリのため。自分の事も絵の事も忘れてその人生を生きて欲しいという深い愛情のため。
序盤からツンとした態度ではあるんですが、それでもダリへの愛情は普通に駄々漏れていたので
最初からこれはきっとダリのためなんだろうなと思いました。
それがわかった状態で観てもそこに至るまでの流れで本当にもう胸が熱くなってしまい
最後の方はダリとガラが幸せそうに笑い合うだけで私も幸せになってました。
ヒゲの元に集いたくなる。
アリスの中のハートの女王もモチーフになっており、ダリと最初に剣を交えた時に
秒針と短針が10時10分になる角度で止まるところに谷先生のこだわりを感じました。死なない程度に首をはねると言うなんとも言えない優しさが愛おしい。
永遠にダリとガラに幸せでいて欲しい、付かず離れずで。月と太陽だったとしても、秒針と短針が出会うみたいに。最後は二人が二人の元に戻ってくる感じで。
道化でありながらも根底は愛だとわかる華世京さんのナルシス
時間の数字の中にナルシスの居場所は無く、トランプで言うジョーカーの位置に居る。態度はおどけていてどこからか短剣を持ち出してくる。
唯一現実世界とダリランドを行き来した彼は、他のダリ・ランドの住人たちと異質な存在なんだということがわかります。
君は誰だという質問に対してあなたはダリだと返事をするところや、後半ナルシスとガラが剣を交える時はお互い短剣になっていて、
もしかしたらナルシスの絵画の解釈の一つであるナルシスとガラは同一存在みたいな意味合いもあるのかなあと思いました。
どっちもダリにとって愛する存在であると最後に提示されますもんね、それに対して両方を愛する!と大欲張りな返事をする大天才最高でした。
捉え所がないように感じるナルシスも結局ダリに愛して欲しかったんだと思うとすごく可愛いですね。
でもわかるわ〜あの瀬央さん演じるダリに愛されたい気持ちもわかる、そしてダリを愛したい気持ちもわかる。愛なんだよ全てが…( ̄▽ ̄)
出てくる皆がそれぞれ一生懸命で愛おしい物語
ダリ・ランドの数字たちも、ガラサイドの兵もみんな一生懸命で可愛い。
諏訪さん演じるジャックロブスターはロブスター電話がモチーフの人なんでしょうね。真面目で必死で時にカッコよくて可愛かったです。
あとアマンダの黒沢さんはめちゃくちゃ学年若いのに堂々としてて格好良かったですね。ガラと対等に話をするシーンめちゃくちゃ良かった。
あの場面のガラの「あの人が選んだ人だもの。」良いセリフだったなあ。普通に考えたらめちゃくちゃなのに( ´ ▽ ` )
聖アントワーヌでありながらピカソをされてた透真さんも良かったですね。この物語を愛で説いてくれるきっかけの人。
観た後こんなに暖かい気持ちになれるとは。これこそ観劇体験って感じの舞台でした。
観たら絶対もう一度瀬央さんのダリたちに会いたくなってしまう!!!
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