美園さくらさんというトップ娘役の物語

スカステで美園さくらさんのミュージックサロン、FROM SAKURA(フロムサクラ)を見ました〜。

<<<ザ・サイトー先生>>>

って感じの演出でしたね。でもこの斎藤先生のアクの強さ(褒めてる)と、
美園さくらさんの独創的なキュートさ(褒めてる)がしっかり噛み合って、
めちゃくちゃ「らしさ」を感じられる、唯一無二の良いミュサロでした。

何より後ろのセットがかなり好みでしたね!
ミュサロとかディナーショーのセットって幾何学模様が多いイメージなので、
背景に桜が咲き乱れているって新鮮で、素敵でした。

IAM FROM AUSTRIAのイントロからArkadia。
暁さんとの思い出について公演当時もかなり語っておられましたが、
新人公演時代から苦楽を共にした一期違いさんだけあって、
お互いに信頼感がかなりあることが見て取れましたね〜。

珠城さんとの「トップコンビ」としての信頼感とは別に、
一緒に戦って来た戦友としての信頼感がある感じがして、どっちも素敵だな〜と思います。

こ〜んば〜んは〜〜!!!

ナウオンとかタカニュとかでも意外と美園さくらさんがどんな人なのか?って
掴むことがなかなか私にはできてなくてですね。

多分珠城さんとはまた感覚的に違うものを持ってるんだろうなって、
独特な感じとかはなんとなく伝わってきたんですけど、
このこんばんはの第一声で「あっこんな感じの人なんだ!?」って思いました。
番組編集されてるものじゃなく、また大劇場の芝居でも無い、
生のパフォーマンスだからわかる素直さと、その素直さに付随するキュートさ。

なかなか最近のトップ娘役さんにはなかった魅力ですよね。
ねね様はキュートでしたが、多分完全に素ではなくて、
それを自分自身楽しんでる感じがしたのでまた別ベクトルという感じで。

ジョシュ・カウフマン…?

開口一番何のお話をするかと思ったら、手でグラフを作り始めて、
スキルをある程度習得するには20時間必要という説についてお話してくださいました。

どちらかと言えば、時間がかかってもコツコツ努力して習得する!というのを地で行くタカラジェンヌがそんなビジネス書的なこと言うのって珍しいな〜と驚き。
というか勤勉じゃないと知らないですよね。トップ娘役さんってめちゃくちゃ忙しいと思うんですが、その上空いてる時間に何か勉強しようってすごくないですか?
しかし確かに好奇心が全方位に向いて、しかも全てやるバイタリティがあるなら、
全て習得する方法を模索するのも当然なのかも?と納得。(私には到底真似できないですけど)

ということでOTTのリベンジ!!とバッティングフォームを披露!(!?)
スタイルが良くて煌びやかな衣装を着ながらバッティングフォームを披露する人を初めて見たので
面白くて、なんだか心が暖かくなりました。なお後のトークコーナーで暁さんに
OTTの時よりは…と褒められて嬉しそうな美園さん、キュートの極みでした。

OTTやA-EN、IAFAなど思い出がいっぱい

OTT懐かしい〜〜〜!!!!と思いながら見てたんですが、
毬矢ソナタさんと瑠皇りあさんのコンビが想像よりかなり良くて、
失礼ながら不勉強であまり舞台上でお姿をしっかり観られてなかったものですから、
これからめっちゃ注目して観よう!!!!!!!!!という気持ちになりました。

IAFAの「スポーツ万歳」はいつ聴いても本当に元気が出ますね。
俺俺俺様俺俺俺様ナンバーワーーーン♪って家で冷静に聴いたら何言ってんだ!?って感じなんですけど暁ガルシアが言うとすごい説得力があるので素晴らしい。

何よりわかってても暁ガルシアが出てくるのめちゃくちゃテンションあがっちゃいますよね。
わ〜〜!!ガルシアだ〜〜〜!!!みたいな。本当に有名な選手でテンションが上がるのと同じ感じで。それもすごいことですよね。あの舞台の役作り本当に素晴らしかった。

美園さくらさんという人について

いや〜途中の寸劇コーナー。サイトーセンセーのやつだ!!って感じ。
毬矢ソナタさん演じるえみこちゃんあまりにファンキーな髪型すぎて衝撃でしたが
瑠皇りあ君のお母さんがなんとも可愛くて愛…って感じになりましたね。
というかママの声が暁さんでそれが異様にマッチしててめっちゃ可愛かった。

CCさくら好きなんだ、美園さくらさん…華優希さんもフルバとか好きって言ってましたし、
マジで世代が若くなってきてんだな…としみじみ感じました。

というか美園さん本当に勉強好きって言い切るほど勉強得意だったんだ!?
素晴らしすぎる。数学100点って私はマジでとれたことありません(笑)

一時は声優を目指していて、お兄さんが演技を見てくれたりとか
外国の吹き替えみたいな演技でしょ♪って自分で言うところとか、すごい斬新でしたね。
まさお節的に言ってはいけないやつなのかと思ってたんですが、(私はまさお節好きです)
それが持ち味なんだと思うとハァ〜〜すごいなって感心しちゃいましたね。

本当、このコーナーのおかげでどれだけ新たな魅力を感じられたかわからないほど
すごく良いコーナーでした。なのに私はもう生で月組観劇する機会ないんですがね…。

1789〜〜〜!!!!

新人公演と本公演のクロスオーバーって感じですよね。
めちゃくちゃよかった。暁フェルゼンも美園マリーも素晴らしかった。
というかもうなんだろう、この万感の思い的なものがありますよね。

今の暁千星さんのフェルゼンと、
トップ娘役になった美園さくらさんのマリーアントワネットが見られるなんて。
曲がまた良いんですよね。1789は本当に思い出深い舞台なので
セットリストに入っていて最高でした。またあの場面がな〜〜良い場面でしたよね。

また本公演の珠城さんのボディパーカッションが最高に信頼感あってよかったんだよなあ…。サイラ!

エリザベートやらアニメやら

私が踊る時。私だけに。
ミュサロやDSの定番といえば定番なのですが、
一番最近上演したの月組だったんだよなあと改めてしみじみ思いました。
とか思っていたらまさかの帝国歌撃団。圧倒的逆輸入。
なんというか本域の方々が歌う帝国歌撃団、めちゃくちゃしみるものがある。
ここでしか得られない栄養があるみたいな感じ。逆輸入のサクラ大戦でしか得られない栄養的な。

本当サイトー先生ってやつは…って感じでしたね。
桜メドレーで帝国歌撃団くるのめちゃくちゃ面白くないですか?そうくる?でもそんなところが好き。

そうして最後にアメージングレースを歌い、
一人一人に大切にコメントを伝えていく美園さくらさん。

宝塚を観ていていいな〜と思うのは、
どの舞台のどの役でもそれぞれの人生があるってところなんですけど、
タカラジェンヌも正しくそうで、こうしてトップ娘役として歩む人生もあれば、
それを支えて一緒にDSを盛り上げたり、一期違いで戦友のように一緒に歩む人生もある。
それぞれの立場や人生を超えて今その全員が団結して、
この場を最高にしようと作り上げたんだと思うと舞台が愛おしくなるんですよね。
何よりもエンターテイメントの力を感じる瞬間というか。

そんな原初の感動に立ち返れるような素敵なミュサロでした。
魅力を再発見したのにもう宝塚の舞台で美園さんを観られないのが寂しいのですが、
大千秋楽の配信までにこのミュサロを見て本っっ当によかったと思います。

まだ見られていないと言う方はぜひぜひ!!!!月組トップ娘役美園さくらさんのことも、
天才少女えみこちゃんのこともしっかりわかるFROMSAKURAを見て欲しいです。

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