RRRがっつり長文感想、ジャガーから虎!ラーマの股下無限大!ナートゥ!

昨日はRRRの宝塚版と映画版の比較や全体的な感想を書いたんですが
今日はそれぞれの役の詳細な感想を書いていきたいと思います!

まだ星組観ると瀬央さんを探しちゃうよ。
でもナオミ(※愛を込めた呼び名)のアクスタが戦国ハイローで出るらしいですね。
水美さんのやつとともに。気になりすぎます。

今度はジャガーじゃなくてトラ!コムラム・ビーム(礼真琴さん)

何よりもまず青で猫科のデカい動物で超ジャガーのこと思い出しちゃった。私だけじゃ無いと思います。ジャガービートの残した衝撃は年が明けても変わらずそこにあります。
(その上ヴィオレトピアのサーカスの場面で絶対ジャガビー思い出した星組ファンめっちゃいるでしょ…私もです…怪しいサーカスのリーダーが鞭振り回してたらもうかなりジャガービートなんですよ。)

でっかいトラの上に現れるゴーンド族の羊飼い、コムラムビームことアクタル。
久しぶりに見る礼真琴さんにこの時点でありがとう…!ってなっちゃいましたね。

宝塚版ビームはおそらくラーマと見た目の違いを大きくするためヒゲなし、ポニーテールです。
これが格好良いんですよね〜。ポニーテールのあの感じが俊敏性を現しているようでとてもお似合いでした。

ビームの魅力止まるところを知らず。

ジェニー(舞空瞳さん)の前ではシャイでありつつ仲間のために闘志を燃やすし、リーダーとしても役割を果たすし、少年を助けるために当たり前に火の中に身を投じるし。格好良い。

度々見せる脚上げの高さが常に頭より上で礼さんの身体能力の高さが窺えるところも好きです。
ナートゥダンスの時のアクタルのギャップね…その前までジェイクにビビってたのに瞬間で立ち直って歌いだすところ大好き。アニキとならなんでもやれちゃうんだ…

ギャップが最高なところが多くて大好き。

この可愛い場面を経て後半にラーマによる鞭打ちの場面があるのが本当、RRRのしんどいながらもとても良いところですよね。
民衆の心が動かされる歌のシーンは昨日も書きましたが本当に圧倒的で、押し寄せるパワーがすごかったです。さすがトップスター。劇場にいる全員の心に響く歌って感じでたまりませんでした。

その後ラーマを助けに来る時はまた圧倒的な味方なんですよね〜〜〜あそこ客席降りあるの知らなかったので本当にすごく良い衝撃を受けました。森での戦い方を心得ている感じの演出最高です。

どこまでも人の心を動かす男として描かれていたビーム、とても素敵でした。

股下無限メートルのイケ髭のラーマ・ラージュ(暁千星さん)

もうね〜〜〜髭が格好良いのよ…月組時代あんなにベビーフェイスって言われていたのに年々どんどん格好良くなる暁さん。魅力が天井知らずかて…。

ビームも十分格好良くてアニキなのにそのビームにアニキと呼ばせるだけある。歌声もセリフを話す声も、表情もとても本家へのリスペクトが感じられて素敵でした。

「生死は問いますか?」の立ち姿最高

立ち姿とか横からみた時の首の角度、めちゃくちゃラーマラージュリスペクトだったと思いませんか!?本家と体格があれだけ異なるのに迫力があって素晴らしかったです。
「生死は問いますか?」の場面の横からのラーマの角度の比較が欲しいよ。

昨日の記事でも書きましたが、お化粧的に白目が印象的に白く見えるようにメイクされている印象がありました。その分瞳がキラキラして見えてとても素敵だった〜〜。

ナートゥダンスの前のパーティの場面ではずっとラーマを追ってしまったのですが、社交界慣れしている感じの振る舞い超絶格好良かったです。ダンスを始める時の脚の角度も百点満点すぎる。

あのスマートな感じで振る舞ったり出来るのに心を鬼にして親友を捕まえたり鞭で打ったりするんでしょ、ラーマの葛藤を思うだけで胸が潰れる〜〜。
本家の映画を観た時も同じことを思いましたが、主役二人とも本当に心が優しくて豊かなんですよね。その二人がこの時代で葛藤を抱えながら闘争していく物語がほんと…しんどいけどたまらない。

ラーマの乱れ髪大好きクラブ

ずっと髪の毛ぴっちりしてるラーマが捕まった後髪の毛伸び放題になる映画が大好きだったんですが、宝塚版は流石に髪の毛は伸びておらず、しかし前髪がフワフワになっていてとても良かったです。

最後の森の場面のラーマの圧倒的な矢の演出凄くなかったですか?最後に使う銃よりもド派手だった。
でも最後に使う銃がシンプルだからこそ映えるんですよね、あの演出がさ…。
矢は本当もう、映画の勢いそのまま舞台に持ってきた派手さで大好きでした。それぐらい必要だよ、LED赤と青で全部使うわそりゃ…。

ジェニー(舞空瞳さん)の圧倒的光感たまらなかった。

映画ではジェニーとビームの言葉が通じないままのもどかしいながらも微笑ましいコミュニケーションが非常に魅力的。宝塚版は舞台ということもあってかその演出はカットしてあり、お互い言葉が通じる状態でした。それでもジェニーの圧倒的無垢さというか、魂の美しさみたいなものは健在で…1789のオランプでも感じましたが本当に輝いて見える、舞空さんの登場シーンって。

マッリ(瑠璃花夏さん)に腕輪を渡すシーンが無いのでマッリがどれほどビームの腕輪を喜んでいたかをジェニーのセリフだけで表現しなきゃならないんですが、伝わるよ…伝わりまくる顔と表情とセリフと声色でした。最高です。

また、宝塚版ではラーマの婚約者であるシータ(詩ちづるさん)がビームを庇って出会うんじゃなく、ラーマから手紙を受け取る→ジェニーを頼ってくる→ビームにラーマの葛藤や真意が伝わるって感じになっているんですけど

舞空さんのジェニーなら報連相完璧にやってくれるわ…という安心感が個人的に大きすぎて、シータの選択に思わずサムズアップしました。ジェニーならやってくれる。

本当はナートゥ笑顔で誰よりも長く踊れそうな感じするもの、舞空さんのジェニー。素敵でした。

映画版と大きく異なるジェイク(極美慎さん)

映画版のジェイクといえばまあナートゥ以降の見せ場って特に無い、圧倒される負けキャラ代表みたいな感じなんですけど(全国の本家ジェイクファンの皆様すみません、そこがジェイクの良いところだと思っています。)
宝塚版のジェイクはまさかのラーマが捕まってる処刑場の地図とか普通に持ってきてくれるちょっといいやつになってました。宝塚らしい改変で個人的には好きです。彼の動機が同情とかではなくただジェニーが好きだからの一点なのもよかったですね。
そこの好きが割とライクよりの好きっぽかったことに最後は驚きましたがΣ(‘◉⌓◉’)狙ってると思ってたのでビームと睦まじいジェニーを見てヒューみたいな顔するジェイクが面白かったです、どんな感情なの!?(笑)

天華さんや組長など舞台を彩る他の役

ビームの仲間に今回退団の天華さんが。役として目立つ出番というより舞台上に居る時間が長く取られているような印象でした。ファンの方的にはどうなんでしょうね。個人的にはナートゥ前のパーティーでめちゃくちゃな給仕をする天華さんや、マッリ救出失敗時の時に長物で戦う天華さんが見られて嬉しかったです。柳生をちょっと思い出しました。

スコットの圧倒的な存在感はさすが

いや〜本当に輝咲玲央さんの迫力素晴らしかったです。圧倒的な存在感。声の低さやハリが特徴的な文すごく印象的で。
最後まで悪としてドンと存在し舞台を締める感じはさすがでしたね。
同じく存在感で言えばシンガーの組長美稀千種さん。RRRの舞台上で使われる歌のメロディーを印象付ける役割としてすごく存在感がありました。
戦いの中やふとした瞬間に歌手の役割があるおかげで舞台が盛り上がる感じがする。

マッリ(瑠璃花夏さん)の歌声がまた素敵〜

RRRといえばマッリが攫われるところから始まりますからね、彼女の歌が印象的であればあるほど素晴らしいと思うのですが、とても役にあった感じの歌をちゃんとお芝居されていて素敵でした。
お屋敷の奥から遠く響いてきそうな綺麗な歌声。これは攫われちゃうわ…と思いながら観てました。
ビームとの再会のシーンもとても印象的です。助かってよかったよねえ〜_:(´ཀ`」 ∠):

あと稀惺かずとさんは今回もさすがの目立ちっぷりで、路線スター一直線って感じですね!
雪組の華世さんとか観てても思いますが、プレッシャーの中でも頑張って欲しい…!応援しています!!

すごい長くなっちゃった。ここまで読んでくださったみなさま、ありがとうございました!エンディング曲で〆の演出も本当によかった。
一幕に内容がぎっしり詰まっていて満足感の非常に高い演目だったと思います!!
次はヴィオレトピアの話ができたらな〜と思います。また書くこといっぱいありそうな印象的なショーで…。

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