花組バージョンは観劇、ALLバージョンは配信で見たので、
これは月組バージョンも見るしかない！と思って配信チケット購入し、
本日グレイテストモーメント、月組版を観ました。
めっっちゃくちゃ素晴らしかったーーー！！！！
月組はミュージカル曲が多くて、組の色が出るなぁと。
セットリストだけでも発見があって楽しいですね。
まさかの最初からBADDY
めちゃくちゃテンション上がりました。
珠城りょうさんはこの中では最下級生ですものねって後から考えたらそりゃそうなんですが、
それにしても1番最初にBADDYの構成はびっくりじゃないですか！？
100年近い歴史があったからこそ、
「斬新」と感じるBADDYというショーが出来たということを考えると
この構成噛みしめちゃいますよね。
そこから桜嵐記、カルーセル輪舞曲と珠城りょうさん時代の曲が続いて
1番最近の歴史を担ってるんだよなぁって改めて感じました。
そしてご卒業されても「邪魔だどけ！」が果てしなく格好良かったです！！
涼風真世さんの存在感
何を歌われている時も一瞬で場が支配される存在感っ！！
現役の時にご観劇されていた方々が心底羨ましいですっ！！
麻乃佳世さんのハーミアもまた胸がいっぱいになるような気持ちで。。
その後現れる涼風さんがもう完全にパックで。
ああー素敵だった！！
と思ったらオットーになったり、ダークな表情もお似合いになったり。
涼風さんに憧れて宝塚を目指したというエピソードは数多く聞きますが、
憧れない方が難しいですよね、今でもこんなに素晴らしいのだから
当時はどれほどだったんだろうと想像するだけでも心が満たされます。。
麻乃さんとの物販MCコーナーの間、めちゃくちゃフェアリーで可愛かったですよね。
妖怪ってご自身で仰るところまで含めてかわいいなと感じてしまいました・・・。
そして今のトップスター月城かなとさんと海乃美月さんのお話も。
こうして引き継がれていく伝統の重さと美しさと愛を感じる瞬間でした
瀬奈じゅんさんと凪七瑠海さんのエリザベート！！
これもすごくテンションが上がるシーンでした。
当時の凪七瑠海さんの異例の大抜擢、きっといろんな意見もあったんだろうと思いますが
こうして時を越えてまた瀬名じゅんさんのトートと凪七瑠海さんのシシィが出会うのって
本当にすごいプレッシャーでしたでしょうに、とても立派な姿で素敵でしたー！
さすが堂々たる専科生…って。テレビの前でなんか嬉しくなっちゃいました。。
こうしてまた素晴らしい姿を、当時を見られなかったファンにも見せていただいて
ありがとうございますって。。
霧矢大夢さんと蒼乃夕妃さんのスカーレットピンパーネル
月組のスカーレットピンパーネル！同じ演目でも星組とはガラリと雰囲気が変わって
結構どっち派？みたいな話があると思うんですが私はどっちも大好き！
月組は軽妙洒脱な雰囲気があってそこが好きです。
そして今回霧矢さんのパーシーと蒼乃さんのマルグリットがまた観られて。。
ひとかけらの勇気も、あなたこそ我が家もいろんな方が歌われる名曲ですが
やはり今まで演じられた方が歌うこの二曲はまた違った感情になります。
月組版はショーヴランの役がわりがありましたが、
龍真咲さんのショーヴランもいつかどこかでまた聴きたいなぁ。。
収録されている映像の日は喉をいためていたそうで、
いつもよりハスキーになっているという話を聞いたことがあるのですが
その声がめちゃくちゃ低くて「君は何処に」の寂しさと痛切さがより感じられる感じで好きです。
瀬奈じゅんさんのミーマイ
ALLバージョンでは剣幸さんがビルをやってらっしゃいましたが、
今回の月組バージョンでは瀬奈さんのビルでしたね！
配信ごとに変えてくださってるのは、もしかしたら粋な計らいなのかな？と思いました。
どちらも見ることができて本当に嬉しいです！！
特に瀬奈さんのビルは背景に暮らしが見える感じが好きです。
普段から頭を使ってなんとかやりくりしつつも、暗くならないように振る舞ってるのが
言われなくても伝わってくる感じっていうか。。
ミーマイも何度も再演されている演目ですが、本当に演じる人によって
印象がガラリと変わる舞台ですよね。次はどんなビルに出会えるのか楽しみです。
ずっと見所だらけだったグレイテストモーメント
他にも霧矢さんと瀬奈さんと珠城さんのアパショナードや
珠城さんの空も飛べるはず、霧矢さんと瀬奈さんのバンバリーなどなど
夢みたいな瞬間がぎっしりでした。。。本当に素晴らしい演目ですよね。
最後のMCで今日が最後の姿月あさとさんが急に振られてめちゃくちゃ恐縮しながら
「あ、新しい組に行ってしまって先輩がいなかったので」って仰っていたのが印象的でした。
そうですよね、宙組最初のトップスターですもんね。
高汐巴さんは今日も絶好調で、宝塚化石団チンピラ組に入っておりますと名乗られたときは本当に
なんてこと仰るの！？そんなことありませんよ！？という気持ちと、
なんて面白いんだという気持ちでとても笑顔になれました。
改めて宝塚が好きで良かったなぁと思える演目を、今この瞬間見られることに感謝です。
この公演のALLバージョンの感想記事はこちら
花組バージョンの感想記事はこちら
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