少女☆歌劇レヴュースタァライト。今劇場版をやってるんですが、
それだけ突然見たとしても多分宝塚ファンならついていけます!!!!
ともあれできれば前作のロンド・ロンド・ロンドを観てからの方が
内容がわかりやすいので可能ならばこちらを見てから。
いやもうマジで宝塚好きに観て欲しい。レヴュースタァライト。
言葉じゃないんですよねもう。体験なんですよ。
感情的には大介ショーの後にサイトーショー見てウエクミショー見るみたいな感じ。
劇場でしか味わえない歌劇体験と銘打ってるだけあります。
これは舞台の上で全てを燃やし、キラめく9人の舞台少女の物語。
物語の舞台になるのは「聖翔音楽学園」大体宝塚音楽学校みたいな感じの女子校です。
主人公の子は「愛城華恋(あいじょう かれん)」幼い日に見た舞台「スタァライト」に心を奪われ、
一緒に舞台を見た女の子(神楽ひかり)と運命を交換した少女。
ひかりと一緒にスタァライトするため舞台を目指して日々進化中。
制服もちょっと音高っぽくて倍率は30倍。音高と違うのは2年制ではなく3年制なところ。
そして卒業後の進路はそれぞれの劇団へ入団したり、大学進学したりさまざま。
高卒の資格が得られる演劇専門学校みたいな立ち位置ですね。
テレビシリーズと舞台版、劇場版総集編は99期生である主要キャラ9人が2年生になった春の話でした。
今回は華恋達、99期生の主要キャラが卒業を控え、進路の話をしたりしつつ。
舞台少女としての死を迎えるところから話が始まります。
このレヴュースタァライトに出てくる重要なフレーズが最高なんですよ。
「いつかあの娘と戦うことになっても」
「歌って、踊って、奪い合いましょう」
「列車は必ず次の駅へ、では舞台少女は?私たちは?」
そう、ちょっと不穏なんです。
キラキラした青春なんて生易しい物語じゃなく、けれど冷たい物語では全く無くて。
ただただ全てを懸けて舞台の為に人生を燃やす舞台少女の輝きの眩しさに当てられるんですよ。
そして何より素晴らしいのが・・・
レヴューシーンと楽曲!
レヴュースタァライトというだけあってレヴューが目白押しです。
劇中歌が素晴らしい上に歌詞もすごいんですよね。毎回劇中歌アルバムを買ってしまうほどです。
宝塚のショー作品のCD買いがちな人なら絶対買ってしまう。
レヴュースタァライトでは舞台で演じられていた方と同じ方が声優を努めておられます。
というか声優さんが舞台に立っているのか、
舞台女優が声優をしてるのか微妙なラインなくらい全員歌がすばらしい。
声優さんが歌うのってキャラの声を保ったままになるので
通常より難しいと思うのですが、そのあたりを崩さずやってのける姿がめちゃくちゃ格好良いんですよね。
アニメ版も毎回素晴らしいレヴュー曲が出てきてそれぞれのキャラがレヴューを繰り広げます。
スタァライトのレヴューでは、よりキラめきを放つ舞台少女に舞台装置が、照明が呼応し、
より輝くためのステージを用意してくれます。アニメ版で出たレヴュー名一覧はこちら。
- 情熱のレヴュー
- 渇望のレヴュー
- 誇りのレヴュー
- 嫉妬のレヴュー
- 約束のレヴュー
- 孤独のレヴュー
- 絆のレヴュー
- 運命のレヴュー
12話あるアニメでこれだけレヴューシーンがあるんですよ。
9人の主要キャラそれぞれが主体になっているレヴューシーンが本当に格好よくて。これはもう言葉で語るより見ていただいたほうが早い。こちらがアニメ前半のレヴューシーンを集めた公式の映像。
個人的には天堂真矢(首席)様主体、
「誇りのレヴュー」のナンバー、「誇りと驕り」がめちゃくちゃ好きです。何回見たかわかりません。
サムネイル左側が主人公の「愛城華恋(あいじょう かれん)」で、右側が99期生首席の「天堂真矢(てんどう まや)」
そしてまた素晴らしいのが
各キャラクターの口上がめちゃくちゃ格好良い
例えば私が大好きな主席の天堂真矢様なら、アニメシリーズの口上の場合
「月の輝き、星の愛。あまたの光集めて今。あなたの心に届けましょう。99期生主席!天堂真矢!」
って格好良すぎますよね。やっぱ決め台詞ってあればあるほど良い。
好きすぎて覚えました。何より口上シーンは照明のライティングが本当に素晴らしいんですよ。
劇場のあの照明が灯る低音と独特の匂いがしそうなくらい眩しい。
今回の劇場版では新しい口上が聞けるのですが、
またそれが全員分痺れるぐらいに格好良いんですよね〜〜ああ〜〜。
今回の劇場版の話をまとめると(知らないと意味がわからないネタバレあり)
トマトが爆発して皆殺しになり、野菜のキリンが燃え落ちたりデコトラが清水の舞台から飛び降りたり、
オリンピックぽいホラーが始まったり、狩猟は始まるわ、
ゲーテのファウストも始まるわで最終的に東京タワーがもうバァアアアアってなる感じですね。
ね!!!!宝塚ファンなら余裕でついていける内容ですね!!!
物語のストーリーとかいろいろ表現されているものとか、
そういったディテールを拾うのは後からでも全然間に合うので、
是非今この、映画館で上映されている今、観に行っていただきたい…!!
わけがわからなくても心が動かされるという体験が全身に襲いかかってきます!
またエンディングも素晴らしい。
私たちにおなじみの雑誌もちょっと出てきます。
れいれいコンビの笑顔が眩しいですね!!(ダブッた歌劇はお友達に配りました。)
映画の中で、宝塚モチーフのものがいろいろと出てきてそこを探すのもかなり楽しいです。
歌劇はかなりわかりやすい例。アニメシリーズの背景にはとある公演のポスターも登場してました。
宝塚歌劇と親和性が高くありつつも、アニメならではの表現が素晴らしいレヴュースタァライト、
皆様是非、観にいらしてください!!!!!(ナウオン最後風)
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