宝塚歌劇の作品にもよく取り入れられるラップ。
最近では生田先生の花組公演巡礼の年でもラップがありましたね!
カサノヴァやショー作品シルクロードでも取り入れられていました。
さて、グレートギャツビーで気になる稽古場キャストボイスが更新されました。
蓮つかささんのキャストボイスに注目
お稽古が始まってから2週間が経ち、徐々に作品全体が見えはじめ、
https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2022/greatgatsby/special_001.html
連日ワクワクしながら一丸となって稽古に励んでおります。
今回初めて宝塚で振り付けをしてくださるAKIHITO先生のレッスンを皆で受け、
HIPHOPの全てが刺激的で大興奮!一体どんな場面に仕上がるのか。
私も出演する場面なので楽しみです。
小池先生の演出作品でラップが出てくるといえば
オーシャンズ11、1789、そしてALL FOR ONEなどなど。
これはレッスンがhip-hopなだけなのか、グレートギャツビーにまさかのラップが増えるのか!?
まさか!?!?!?・・・いや振り付けがそういう系統ってだけかな?
一本もののラップ率まあまあ高いから気になるな!?
ラップは別に全然良いんですけどグレギャツで増えると衝撃的かもしれないですね。
どうしてラップが増えたのか
そんなキャストボイスを読みながら
宝塚の公演にラップが増えた理由をちょっと考えてみました。
ヒップホップ自体は日本起源のものではありませんが、
例えば琵琶法師は言葉を音に乗せて大衆に平家の話を広める
いわばラッパーの走りみたいな存在とも取れますね。
5・7・5・7・7のリズムで話すとすとんと頭に入ってきたり、
リズムと音と理解にはかなり深い関係性を見出すことができます。
思うに日本人はあまり芸術鑑賞を積極的にする文化が無いので、
歌を聴きながら歌詞を理解する能力が他より乏しい可能性があり
歌に乗せてワンフレーズを長く言うよりもラップで言った方が理解しやすく、
そして時短にも繋がり、言葉も詰められる!というのが大きいから
取り入れられることが増えたのかなと思います。
時短が一番の理由そうですね( ̄▽ ̄)
宝塚のラップ、聴き取れてる?
思うに演る人の技量が歌よりも求められるように思います。
普通にあの大舞台でセリフ言うだけでもすごいことだと思うんですけど、
ラッパーの人って本当に発音が明瞭で言葉が聞き取れるように言ってくれるんですよね。
宝塚のラップに関しては個人的に男役さんより娘役さんの方が頭に入ってきやすい印象です。
カサノヴァの仙名さんとか、シルクロードの真彩さんとか、明瞭でしたよね〜。
男役さんは音域の都合上滑舌よく素早く良い声で大声出すってかなり困難なんじゃないかな〜。
ラップというものが昔より世に浸透してきて、
取り入れるのも面白いと思うんですけど
普通に聞き取れないこともあるので、個人的にはラップするなら
ちょっとテンポ遅めにやってもらえると嬉しかったりします。
ってそれじゃ格好悪いし、ラップじゃないね・・・笑( ̄▽ ̄;)
これからラップやるよ〜〜!!!ってわかってたら
聞かなきゃ〜〜!!と思えるんですけど
急に始まるとラップと公演との温度差で
え今!?ってなってそっちに頭が行きがちです。
みなさん急に宝塚でラップ始まる時って歌詞聞き取れてます・・・?
私は二回観劇してようやく、
そんなこと言ってたのかなるほど〜!ってなるレベルです。お恥ずかしながら。。
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