花組Goethe!(ゲーテ)感想 これは劇場で観るべき舞台!

もうタイトルで言っておりますが劇場で観たかった〜〜!!!!な、配信の感想です。

配信でも歌の迫力素晴らしかったです!!若者たちの命を削るような激情の歌!!って感じで…役がしっかり生きているのを画面越しでも感じられるくらいだったから

是非とも生で観劇して浴びたかったっ_:(´ཀ`」 ∠):

まっすぐで眩しい永久輝さんのゲーテ

キラキラの若者…!私のゲーテのイメージといえばまさに「若きウェルテルの悩み」を書くような、なんかちょっとウジついた重めの青年なのかなって感じだったので

永久輝さんの眩しいゲーテはすごく斬新な印象を受けました。でも永久輝さん自体元々眉間に皺を寄せた憂いがある役がお上手な印象なので
明るくても決して浅慮な感じはせず、ただ純粋な等身大の若者感があって違和感はありませんでした。

お父さんとも険悪というわけじゃなく、普通に甘やかされて育ったんだなというのが可愛かった!

そして割とすぐにケストナーに気に入られるところも愛嬌ある感じでわかるわ…となりました。

歌に感情を乗せることが多い役でしたが全編通して素晴らしかったです。特にロッテと決別するところはもう〜ねえ!痛いくらいに感情が伝わってくる歌声で、画面の前で拍手しちゃいました!

お互い意地の張り合いみたいな感じで可愛かったですね。可愛いシーンじゃないんですけど、若いなあ〜ってなるじゃないですか…ふふ、劇場の模型まで作ったのに…( ̄▽ ̄)

そもそも外で大雨の中アクロバティックな散歩を楽しんだ時点でもうめちゃくちゃ勢いオンリーの恋だろという感じがして本当に可愛いです。

だからこそ人生の全てみたいに感じちゃうのもわかるけど、君たちはこのエンドが一番良かったようんうんというエンドで良かった。ケストナーが大人で良かったよ本当に。

脇腹が気になりすぎる星空さんのロッテお姉さん

なんじゃそのお腹をちら見せするドレスは…!!!という斬新なお衣装で良かったですね。おばさんはお腹が冷えないか心配です。辛子色の腹巻きをプレゼントしたくなる。

多すぎる兄弟を養うために結局安定を選ぶわけですが、まあ家族を養うという目的の前ではその選択が正しいよね。ケストナーが一途にロッテのこと想い続けてくれそうなのでうまくいくんじゃないでしょうか、最終的には。

まあでも初恋の相手ハメて留置所送りにしてますけどねケストナーも。そこも全然責められない感じで話進んでましたけど…知らない方がいいことも世の中いっぱいあるからいいのか!?( ̄▽ ̄;)

ロッテがケストナーのために限界まで息を止めてくれることはあるんでしょうか、無さそう。

ともあれロッテが出版社にゲーテの作品を届けてくれたおかげでゲーテは成功を納めるし、お互いハッピーエンドなのか…ハッピーエンドですよね!?!ねえ!?!?と誰かに同意を求めたくもなるんですが、
ご本人は爽やかな顔で斜め上を見て私のウェルテル!!って終わってたのでハッピーエンドなのでしょう。愛し合ってなんかちょっとすれ違って、それでも最後はまあいい思い出かあ!みたいなのが結局一番いいですからね、人生!!

若きウェルテルであり友人の聖乃さん演じるヴィルヘルム・イェルザレム

この間まで魔物相手に鞭を振り回して勇壮に振舞ってたのにこの舞台ではずっと眉毛がハの字で本当に可愛かったです。

ゲーテと出会って一緒に押し付けられた仕事をこなそう!って時に駆け寄る姿、姿勢、走り方があまりにも可愛くて最高だったのでこれから観られる方は是非ご注目いただきたい。もうご注目されているって!?さすがです。手が前に出て走っていく感じすごい可愛い。

可愛いなと思ってたらものすごい恋に激情的になるのでびっくりしました。やぶれかぶれになって女も買うし、意外とそこは全然男なんだ!?となって衝撃的でしたね。

普通に友達との相部屋に女連れ込んでるし。ゲーテが寛容で、何よりロッテのスルースキルが半端なくて良かったね…( ̄▽ ̄)

ゲーテあの部屋で恋文書いてたんですか!?めちゃくちゃだな節操が…!?

普通に考えてマルガレーテとあの部屋で一夜を共にしたならゲーテもそこで寝てたでしょうし、あの日先に起きて村にチャリ(馬)で出かけてるわけですもんね…?

ていうか馬がチャリだったなこの舞台…今思い出しました。ブレーキの音が意外と馬らしくてなんか面白かった。

馬チャリのこと忘れるくらい展開が怒涛だったということですね。略し方馬チャリで合ってますか?

ていうか友達との相部屋で、しかも普通に目の前で死んじゃだめでしょ…!!!

まあそれくらい大きな悩みだったんでしょうけども…

侑輝大弥さんの大きい通し役が嬉しいケストナー検事

プロポーズの言葉もゲーテに考えてもらってるし体の関係も先に持たれてることを思うと悔しすぎて留置所送りにするのも仕方ないと思えてきた…不思議と…

なんていうかケストナーはそれこそ真面目一辺倒で素直に生きてる人なんだろうなという感じがしますよね。遊びがない人って感じ。
だから真面目じゃない成績のゲーテのことは最初嫌いだったし、でも仕事ができるなら簡単に見直すし、詩人みたいなことやってるのも馬鹿にしない。
でも許嫁は一生若きウェルテルのこと忘れないと思うんですよ、屈辱的〜。な、なんか…ロッテに対して初恋のまま結婚してそうに思えてきた。その辺お茶会とかで語られていたのでしょうか…。

まあ…ケストナーが幸せならいいんだけどね!?結婚記念パーティーに遊びにきて欲しがるところとか可愛かったですね。来て欲しいんだ、パーティーに( ◠‿◠ )

あと序盤で夜通し書類整理してたと思い込んだままゲーテと話してるとこ、胸らへん赤ワインのデカいシミあるのに見逃してて可愛いですよね。偉かったからおやすみあげちゃうんだ、可愛いね。

それにしても侑輝さんのお芝居をこんなにたくさん観られること、なかなか今まで無かったように思えるので嬉しい〜!真面目一辺倒な役でも目線がセクシーすぎます先生!

これからもいろんな役が観られると嬉しいな〜。

配信でも十分に楽しめましたが、この歌の応酬は劇場で体感したかったな〜!!!と何度も思った舞台でした。千穐楽まで無事に走り抜けられますように!

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